【偏食の子向け】偏食・小食の子も食べやすい料理――ホットクックで超楽チンにできあがり
うちの子(男子高校生)は小さな頃から、けっこうな偏食です。
野菜が苦手で、食べられるのは色の薄い野菜だけ。
キャベツ、玉ねぎ、もやし、じゃがいも、白菜、タケノコくらいかな。
どれも「白」か「黄緑色」ですね…。
緑黄色野菜は、味にクセがあるから食べにくいんだそうです。
それも、30分位煮てクタクタに柔らかくなった状態でないと、
なかなか食べてくれません。
また、炒め物や揚げ物は食べません。
基本的に煮物かスープだけです。
色々こだわりがあるみたいなんです。
もうね、10年以上、お医者さんにも何人も相談して、専門家にも話を聞きましたよ。
「人間の腸内細菌は、長年食べる物に合わせて適応するから、その子なりに育っていたら、よく似た物ばかり食べていても、ちゃんと大人になるよ」
と言う先生もおられたし、
「お母さん、野菜のことは忘れていいよ。成長期には肉と魚を食べる方が大事。」
という先生もいた。
「結局は、毎日接している親の直感が大切。子供をよく見て、『これだ』と思う方法で料理を作ってね」
という先生も。
先生のおっしゃる通り、もう高校生になった今、スリム体型だけどちゃんと大きくなり、精神的にもぐんと大人っぽくなってきたな、と思います。
そして、食材へのこだわりも少しずつ減ってきたのを感じます。
私の方も偏食の子に合わせつつも、頑張りすぎない料理を作ろうと、日々模索してきました。
最近はホットクックを導入したので、ぐんと楽になったように思います。
ホットクックは、簡単にいうと自動電気調理なべです。
材料を切って入れ、加熱時間などをセットするだけで、勝手に調理してくれます。
予約タイマーもあるので、朝に材料をセットすれば、夕方に熱々が出来上がっています(^^♪
あとは白いご飯があれば、夕食になりますね。
では、ホットクックにセットすれば、とりあえず主菜ができる、というレシピを紹介しますね。
こんな料理です。
・肉と野菜が入るので、1品で主菜になる
・煮物かスープ
・野菜は色の薄い野菜で、柔らかく煮る
この前提条件は、うちの子の偏食に合わせたものなので、
お人によって違うと思います。
その点はご了承いただき、参考としてお読みくださいね。
☆ポトフ
あっさりしていて、具もやわらかく、小食の子におすすめ。
うちの子は食べられる食材だけ選んで、食べてます。
【材料】4人分
キャベツ、ジャガイモ、玉ねぎ、にんじん、缶詰コーン等(冷蔵庫にある野菜を3種類くらい) 適量
ソーセージ8本(ベーコンやハムでも可)
コンソメキューブ2個
水500cc
【作り方】
1.キャベツはざく切り、ジャガイモは皮をむいて4等分、玉ねぎはくし形切り、にんじんは皮をむいて輪切りにする。
2.ホットクックの鍋に材料を全て入れる。
3.メニューを選ぶ→メニュー番号で探す→No.13ポトフ→スタート
予約モードで、できあがり時間を設定することも可能です。
☆鶏の手羽元で中華風スープ
手羽元から良いだしが出て、むちゃウマです。
【材料】4人分
鶏手羽元 8本
タケノコ 100gくらい
豆腐 パック2分の1
塩 少々
ごま油 少々
水500cc
(好みで白菜やキノコ類を入れてもよい)
【作り方】
1. 材料をすべてホットクックの鍋に入れる。
2. 手動で作る→スープを作る→混ぜる・30分
できあがり。
予約調理もできます。その場合は「けんちん汁」を選択します。
☆ ペペロンチーノパスタ
めん類は子供が喜ぶので、よく作ります。
この料理は、量が多いとホットクックではうまく仕上がらないので、2人までのランチに。
【材料】2人分
オリーブ油 大1
野菜少し(キャベツ、キノコなど)
肉類少し(ベーコン、ハムなど)
スパゲッティ 160g
にんにく 1かけ(みじん切りにする)
鷹の爪(輪切り) 少々
塩 小1
水 350cc
【作り方】
1. 野菜と肉は、一口大に切る。
2. 上記の材料順に、すべての材料をホットクックの鍋に入れる。
3. 手動→煮物→混ぜる→8分
できあがり。お湯を沸かして、フライパンで炒めて、が省略できるので劇的に楽になります。
☆番外編
鶏もも肉の混ぜご飯
肉のみのシンプルご飯ですが、ご飯にしっかり味がついているからか、うちの子は気に入っています。
ホットクックは使わず、フライパン調理のみ。あまり料理したくない日の昼食に。
【材料】4人分
鶏モモ肉 300g(細切れになっているパックがあれば便利)
ごま油 大1
市販の焼き鳥のタレ 適量
温かいご飯 ご飯茶碗4杯分
【作り方】
1. 鶏モモ肉は1センチ角くらいの細切れにし、ごま油で炒める。
2. 肉に火が通ったら、焼き鳥のタレでからめ、30秒ほど加熱して火を止める。
3. 温かいご飯に炒めた肉を混ぜ込んで、できあがり。
食事づくりは毎日のことなので、使える食材に制限があると、ほんと難しいですよね。
時間に余裕のある日は、私が食べたい料理を普通に作り、プラスアルファで偏食の子も食べられる1品を用意したりしていましたが、なかなかできない日も。
そんな日のために、私は上記のメニューをメモして、キッチンの壁に貼っています。
余裕のない日は、何も考えずにこのメニューを作ってやりすごす、てな感じです。
ご参考に。