中華の調味料の話が続いたので、今日は和食の調味料について。
和食も、レシピに「醤油、みりん、だし」と毎回同じような調味料が登場しますね。
毎回ちゃんと計量して入れてもいいんですが、調味料が3種類以上あると、めんどーって感じ。
もうやっぱりね、合わせたのを前もって作っておくのが正義だと思う。
これを基本に、甘目にしたければ砂糖をプラス、辛目には塩プラス、とかすればいい。
市販の麺つゆとかも美味しいんですが、今日ご紹介するだし醤油は、変な外食っぽい味がなく自然で、味のバランスも抜群なんです。
1度作れば、数カ月余裕でもちます(冷蔵庫保管しています)。
和食全般の味付けに使えますが、私は肉じゃが等の煮物に使うことが多いです。
もうわが家は、この「だし醤油」なしに和食は作れません…。
レシピは京都で料亭を経営しておられる料理人、村田吉弘さんの考案。
村田さんといえば、「和食」をユネスコ無形文化遺産にした功労者ですね。
「だし」の大切さを世に説く、伝道師です。
この「だし醤油」も、昆布とかつお節たっぷり使うんですが、むちゃ良いだし出ますよ!
だしの効いた料理は、それだけで美味しさレベルアップ、満足度が違います(^^♪
【材料】
約500ml分
醤油 カップ1.5
酒 カップ1.5
みりん カップ1
昆布 10g
削り節 20g(だしパック数個に入れておくと、後で漉さなくてよい)
【作り方】
①鍋に材料を全て入れて、火にかける。
②煮立ったら弱火にし、煮汁が2/3量になるまで、15分ほど加熱します。
③火から下して冷まし、ざるで漉して、昆布と削り節を取り除く。
削り節をだしパックに入れている場合は、そのまま取り除くだけなので簡単です。
私は出来上がった「だし醤油」を、100均で買ったじょうご(漏斗)でペットボトルに移し替えています。
500mlサイズのペットボトル(自販機サイズ)1本分くらいになります。
うちは4人家族なので、これで十分ですが、倍量にして一気にたくさん作ることもできます。
シンプルな「だし醤油」ですが、さすが村田さん、塩気、甘味、うま味のバランスが絶妙で、もう味付けはこれ1本におまかせ!です。